スマートフォンが鍵になるというのを知っていますか。どういう意味?と思う人もいることでしょう。「スマートロック」と呼ばれるスマートフォンを使用して開け閉めができる鍵が各企業から発売されています。その魅力は、今ある鍵を取り替えずに、工具なしで取り付けるだけという手軽さにあります。さらに、こういったIT技術は高額でわかりにくいというイメージもありますが、本体価格は1万円代で、ケータイやスマートフォンといったWeb端末さえあれば家族や友人と共有することができます。
また、防犯面でも優れたメリットがあります。例えば、鍵の施錠・解錠履歴を確認することができ、鍵を共有しているオフィスでも現在の状況を知ることができます。また、オートロック機能も搭載されているものがほとんどで、高額な電子錠を設置して管理するよりも簡単、低価格でセキュリティ強化することができます。そもそもスマートフォンを利用しての施錠というのに、ハッキングされて家の鍵が開けられてしまう、ということ心配があるかもしれませんが、現在主流のスマートロックは、Bluetoothで通信しており、インターネットを経由していないため、安全性は比較的高くなっています。ハッキングを恐れるよりも、むしろ従来の鍵と同様に、物理的にスマートフォンが盗まれた場合に簡単に操作できないようには注意しなければいけません。
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